いたどりの弁つき笛(いたどりのべんつきぶえ)

日本(東アジア)

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笛作りには竹や葦を用いるのが一般的ですが、イタドリは竹よりも柔らかく細工しやすいので低学年でも作れます。

奏法

気奏

素材・大きさ

七月頃低木状にまで成長したイタドリの茎と、笹またはしゅろの葉

ききなし

ビー

構造

イタドリの茎の先端にしゅろの葉を挟んで吹くと、しゅろがリードとなってビリビリ音を立てるリード笛の仲間。七月頃すでに低木状にまで成長したイタドリの茎を管にし、はさみで適当な大きさに切ったシュロの葉をリードとしてはさんだもの。節は必要なく上下端が開いた状態の茎だが、上端は斜めに切る。上端の低い側に切り込みを要れ、舌のような形に切った葉をはさむ。

鳴らし方の説明

葉でなく茎を唇で軽くはさむようにして吹くと、弁が振動して大きな音がする。

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