正7角形

一辺の長さが 1 の正7角形 ABCDEFG がある。
このとき、AC や AD の長さについて考えよう。
b = AC, c = AD とおく。
三角関数を使うと
b = 2 cos π/7, c = 1 + 2 cos 2π/7 である。
(増加を押す)
(上の証明)
B から AC に下ろした垂線の足を H とおくと
∠BAC = π/7 より AH = cos π/7
∴ b = AC = 2AH = 2 cos π/7
増加を押す。

B,C から AD に下ろした垂線の足を各々 I, J とおくと
BCJI は長方形をなし、 IJ = BC = 1
∠BAD = 2π/7 より AI = cos 2π/7
∴ c = AD = IJ + 2AI = 1 + 2 cos 2π/7

和算でたてた方程式に 続く
(初等幾何で方程式をたてる)
小寺裕さん
和算における正七角形の考え方より
(河崎さん提供)