『たたら成形による朝顔の小鉢づくり』

 

 

 

 

積み上げる活動を一人からクラス単位(8人)に、また使用する粘土を120kgの塊に変えて取り組みました。塊から粘土を手でもぎ取り製氷器に詰めることで粘土の立方体を作って、もう一方の手板に積み上げます。活動を繰り返すことでお城のような形は現れますが、個人制作のようには進んでいきません。それぞれ違った完成図を描いて制作に望み、一緒に制作することでそれらが崩れ、また新たな完成図を描くきっかけを制作者にもたらしてくれます。新たな発想のきっかけをクラスメートが与えてくれることにも共同制作の醍醐味があります。

 

 

 

制  

 作      

 

 

■左に120kgの粘土、右の手板にはまだ何もない

 

 

 

 

 

 

※製氷器に詰めた粘土が取り出しにくい場合は、ラップを敷いてから粘土を詰めると引っ付かずに取り出せます

 

制作途中

 

 

 

 

 

90分後》

 

右の手板…高く高く積み上げる子ども、倒れないように補強する子ども、飾るように粘土を貼り付ける子ども…それぞれの生子どものイメージが混在し現れた形

 

左の手板…形作ることが目的ではありませんが、素材に身体的に関わることで現れた形