小学生が作って食べたいメニューの調査ではトップ3品目はお菓子でした。
小学生自身の希望品目と現場教員の方に対する調査から、
実践可能と思われる11品目の菓子のメニューを設定しました。
既存の数種のレシピに基づいて試作実験を繰り返して、
小学校低・中学年の生徒でも無理なく作れるレシピを確定したのがこのレシピ集です。
家庭科の時間だけでなく、「総合的な学習の時間」や食教育の取り組みなどで、
調理活動が多様な形で展開されることも多いと思います。
また、短い授業時間の中で簡単にできるお菓子を検討していますので、
中学や高校の家庭科の授業教材としても利用していただければ幸いです。
今後も教室で頼りにされる料理レシピを増やしていきたいと考えております。
ご意見ご感想など下記までお寄せください。
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なお、本教材は、平成10年〜12年度科学研究費補助金助成研究
「生活科との接続を目指す小学校中学年向け家庭科教育の検討―総合学習の一環として」
(研究代表者:奈良教育大学教授 湯川聰子,研究分担者:神戸学院短大助教授 湯川夏子, 当時)
による研究の一環として、奈良教育大学4回生の岩崎礼子さんが卒業論文として作成したものです。
ご意見・お問い合わせは 湯川夏子 yukawa@kyokyo−u.ac.jp まで