オンライン授業ガイド(教員向け情報)

はじめに

このWebページでは、新型コロナウイルス感染症対策として、オンライン授業を実施していただく際に必要な情報をお伝えします。

授業ごとに、最適な方法や進め方は異なると思われますので、各授業担当教員におかれましては、本ガイドを参考に、適切な実施方法をご検討いただき、進めていただきますようお願いいたします。

なお、これまで本学はオンライン授業を実施しておらず、大半の学生はオンライン授業に慣れていない状態です。オンライン授業の実施にあたり、受講生から相談等があった場合は、できる限り丁寧にご指導いただけますと幸いです。

オンライン授業の分類

大きく分けて、以下の3種類を想定しています。

講義資料型とオンデマンド型は、受講の場所と時間に制約されないのが大きな特徴です。もし機器やネットワークに障害があっても復旧後に受講できるため、比較的実施しやすい方法と言えます。一方、リアルタイム型は、比較的少人数の授業で、教員と受講生、または受講生同士のリアルタイムでの対話や議論を重視するような授業に適しています。それぞれの方法の特性を考慮して、最も適した形式の授業を選択してください。

講義資料型

担当教員が作成した資料等を受講生がダウンロードして学習し、課題を提出する、従来型の「通信教育」に近い方法です。講義資料型のオンライン授業はともすれば一方通行的になりがちですが、後述するLMSを活用することで、ある程度受講生による議論を促すような形を作ることも可能です。なお、対面授業を実施する場合でも、資料配布や課題の回収をオンラインで行うことをおすすめします。これにより、受講生にとっての利便性が向上するだけでなく、対面授業ができなくなった場合に講義資料型のオンライン授業に素早く移行することができます。

オンデマンド型

担当教員が作成した授業動画等を、受講生が好きな時間に視聴し、学習する方法です。直接声で語りかけることで受講生に内容がより伝わる効果が期待できるとともに、作業手順等を実際に見せることができるため、座学だけでなく作業を含むような授業も実施することができます。動画教材の作成というと高価な機材が必要で、素人には難しい印象がありますが、現在では簡単にできる環境が整っており、パソコンさえあれば、技術的なことを知らなくても動画を作成することが可能となっています。オンデマンド型講義の制作については、こちらをご参照ください。

オンデマンド型講義の制作ガイド

リアルタイム型

Web会議システムを用いて担当教員と受講生をリアルタイムに接続し、授業を実施する方法です。対面授業に最も近い形式ですが、決められた時間に受講生全員がネットワークにアクセスする必要があります。機器やネットワークの障害により授業が中断される、または一部の受講生が参加できないといった状況が発生することがあり、特に多人数での授業を実施するのは難しいです。また、受講生は自宅から受講する形となりますので、全学的に対面授業が禁止されている期間しか実施できません。なお、リアルタイム型の授業を実施する場合は、原則として、時間割通りの時間帯に実施していただくことになりますのでご注意ください。

学生のオンライン授業受講環境について

本学では、オンライン授業の実施にあたり、学生のICT環境を調査するためのアンケートを実施しました。その結果、自宅にインターネット環境のない学生が3~5%程度いると予想されています。今後、すべての学生がオンライン授業を受講できるよう環境整備をすすめていく予定ですが、受講生の自宅周辺のネットワークインフラによっては、特にリアルタイム型授業の受講において支障が出ることが予想されます。

リアルタイム型の授業を実施される際には、機器やネットワークの不具合により授業に出席できなかった受講生が不利を被ることの無いよう、できる限りの配慮をお願いいたします。

オンライン授業のためのシステム

本学では、オンライン授業を支援するシステムとして、下記のものを提供、および推奨しています。

各お問い合せ先のメールアドレスは、後ろに@kyokyo-u.ac.jpをつけてください。

LiveCampus

LiveCampusは、本学の教務システムです。

LiveCampusを用いて、授業科目ごとに、担当教員から受講生への連絡の通知や課題の提示を行うことができます。また、講義資料等のファイルを登録し、受講生にダウンロードさせることもできます。ただし、ストレージ容量が限られているため、動画や音声を含むファイルを登録することはご遠慮ください。また、受講生によるファイルのアップロードもできませんので、課題の回収には下記の各種サービスをご利用ください。

授業に関連する受講生への連絡は、原則としてLiveCampusを用いて行っていただくようお願いいたします。資料配布やレポート等の課題回収を、他の手段(下記の各種サービスや個人のWebサイト等)を用いて行っていただいても差し支えありませんが、必ずLiveCampusを通じてアクセス方法(URL等)を受講生に周知していただくこと、および、すべての受講生がアクセスできていることの確認をお願いいたします。

LiveCampusについてのご質問は、教務課(mail: kyoumu)までお問い合わせください。

Google Classroom

オンライン授業の形式を問わず(対面授業であっても)、受講生との連絡に学習管理システム(LMS:Learning Management System)を使用すると大変便利です。本学ではLMSとして、Google Classroomを推奨しています。

授業の課題配布やレポートの回収だけでなく、評価、添削、受講生とのコミュニケーション等にも利用できます。

これまでLMSを利用されたことのない先生は、まずこちらをご参照ください。

Google Classroomのすすめ

Google Classroomの利用方法は、こちらをご参照ください。

Google Classroomの使い方(教員向け)

また、こちら(外部サイト)も参考になるかと思います。

学習管理サービス「Google Classroom」で先生と生徒のやり取りが簡単になる

【保存版】Google Classroomの使い方を教員目線でわかりやすく解説!〜授業の効果を高める実践紹介〜

Google Classroomの詳細については、こちら(Google社のサイト)をご参照ください。

Google Classroom

ご利用にあたっては、教員、受講生ともに本学のGoogleアカウントが必要になります。本学のメールアドレスを持っている人は教員、学生とも全員が登録されていますが、科目等履修生などで、本学のメールアドレスを持っていない人については登録されていません。ご担当のクラスでGoogle Classroomを利用されるにあたり、Googleアカウントを持っていない受講生がいる場合は、ゲストアカウントを発行いたしますので、情報処理センターまでお申し出ください。

本学のメールアドレスをお持ちでない非常勤講師の先生が利用を希望される場合、まず本学のメールアドレスを申請いただいた上で、Googleアカウントを作成いたします。詳細につきましては別途郵送いたしました書類をご参照ください。

Google Classroomについてのご質問は、英文学科のAndrew Obermeier准教授(mail: andrew)までお問い合わせください。

京都教育大学プライベートクラウド(KUE Cloud)

講義資料の配布や課題の回収に利用できる、プライベートクラウドのサービスを提供しています。本学のメールアドレスを持つ人は、学生も含めて全員登録されており、すぐにご利用いただくことができます。ストレージ容量は1人あたり10GBとなっていますので、動画等、サイズの大きいファイルを大量に置くのはご遠慮ください。

KUE Cloudの詳細については、こちらをご参照ください。

KUE Cloudについて

KUE Cloudについてのご質問は、情報処理センター(mail: ipc)までお問い合わせください。

Googleドライブ

資料配布や課題回収に、Googleドライブをご利用いただくこともできます。本学のGoogleアカウントでご利用の場合、ストレージ容量の上限はありませんので、サイズの大きなファイルのやりとりも可能です。

Googleドライブの詳細については、こちら(Google社のサイト)をご参照ください。

Googleドライブ

(2020/6/9)追記Googleドライブファイルストリームというアプリをインストールすると、Googleドライブのファイルをパソコン上のファイルと同じように読み書きすることができます。インストール方法については、こちらをご参照ください。

Googleドライブファイルストリームのインストール方法

Googleドライブについてのご質問は、情報処理センター(mail: ipc)までお問い合わせください。

Youtube

オンデマンド型で授業を実施される場合、作成した動画コンテンツについては、受講生の利便性やサービスの安定性等を考慮して、Youtubeを用いての配信を推奨しています。Youtubeに動画をアップロードし、URLをLiveCampus等により受講生に周知することで、受講生はPCやスマートフォン等から視聴することができます。

Youtubeへの動画のアップロード方法は、例えばこちら(外部サイト)をご参照ください。動画の公開設定は「限定公開」としてください。

YouTubeマスターの道(アップロード編):動画の仕様とアップロード方法

オンデマンド型の動画教材の作成や、アップロード等でご不明な点がある場合は、数学科の黒田恭史教授(mail: ykuroda)までご相談ください。

Google Meet

リアルタイム型で授業を実施される場合、Web会議システムとしてGoogle Meetを推奨しています。

Google Meetの利用方法はこちらをご参照ください。

Google Meetの使い方(教員向け)

Google Meetの詳細については、こちら(Google社のサイト)をご参照ください。

Google Meet

利用にあたっては、本学のGoogleアカウントが必要になります。Googleアカウントについては、上記Google Classroomのところをご参照ください。

すでに他のWeb会議システム(Microsoft Teams、Skype等)を利用して、リアルタイム型授業を行っておられる先生は、引き続きご利用いただいて構いません。ただし、Zoomについては、現時点では非推奨としておりますので、可能な限りご利用を控えていただきますようお願いいたします。

詳細については、こちらをご参照ください。

web会議システムの利用にあたっての注意

Google Meetについてのご質問は、情報処理センター(mail: ipc)までお問い合わせください。

Gsuite for Education

本学は、Gsuite for Educationに登録しており、上にあげたもの以外にもGoogle社の各種サービスをご利用いただけます。

Gsuite for Educationの詳細については、こちら(Google社のサイト)をご参照ください。

Gsuite for Education

オンライン授業実施に関わる著作権について

2020年4月28日より改正著作権法施行による「授業目的公衆送信補償金制度」が適用されます。この制度は、学校など営利を目的としない教育機関の授業で、一定の範囲の利用につき、著作権者の許諾を得ることなく著作物の公衆送信を可能とするものです。同時一方向の遠隔授業や異時で行われる遠隔授業、予習・復習のための著作物等の送信等が対象となります。

無許諾で利用できる代わりに、教育機関の設置者が著作権者に補償金を支払うことを必要としています。2020年度に限り補償金は「無償」となる予定です。

この制度については、「著作物の教育利用に関する関係者フォーラム」から教育現場での著作物利用に関するガイドラインに当たる「改正著作権法第35条運用指針(令和2(2020)年度版)」が公表されています。

なお、公表された運用指針は、新型コロナウイルスの感染拡大による遠隔授業等のニーズの急速な高まりに対応して、早期施行される本制度に対応するためのもので、2020年度に限定したものとなります。現在、本学において、本制度についての対応を進めております。