解答2

 α = cos(x) + i sin(x)
 β = cos(y) + i sin(y)
   とおく。ただし i は虚数単位とする。
このとき
 αβ = cos(x+y) + i sin(x+y) である。
 sin(x+y) = sin(x) + sin(y)
 cos(x+y) = cos(x) + cos(y) より
 αβ = α + β となる。よって
 (α-1)(β-1) = 1 となる。
 これより arg(α-1) + arg(β-1) = 0 を得る。
 α,β ともに単位円周上にあるので、図形の対称性より
 |α-1| = |β-1| である。
 |α-1| |β-1| = |(α-1)(β-)| = 1 より
 |α-1| = |β-1| = 1 をえる。よって
α,β は単位円と 1 を中心とし半径 1 の円周の交点にある。
   arg(α-1) + arg(β-1) = 0 と 0 ≤ x ≤ y < 2π より
 x = π/3 かつ y = 5π/3 を得る。


 
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