定理(Morley)

図において
AE, AF は ∠BAC の三等分線
BF, BD は ∠CBA の三等分線
CD, CE は ∠ACB の三等分線
とする。このとき

僖EF は正三角形である。

堀君の証明(増加を押す)

正三角形 PQR をかく。残りも正三角形(増加を押す)

α = (∠BAC)/3, β = (∠CBA)/3, γ = (∠ACB)/3 とおく
α + β + γ = 60°である。
儡QR, 儺RP, 儷PQ を
∠SRQ = 60°+ β, ∠SQR = 60°+ γ
∠TPR = 60°+ γ, ∠TRP = 60°+ α
∠UQP = 60°+ α, ∠UPQ 60°+ β
であるようにつくる。このとき
∠QSR = α, ∠RTP = β, ∠UPQ = γ である。
(増加を押す)

儔SR と SR に関して線対称な 儉SR を描く
(増加を押す)

∠PRL = 180°- 2β で RP = RP なので
∠RLP = β である。
∠RTP = β = ∠RLP なので
四辺形 LTPR は円に内接している。
従って
∠TLR の外角 = ∠TPR である。
∠TLR の外角 = ∠TPR = 60°+ γ = ∠SQR = ∠SLR
なので S, L, T は一直線上にある。よって
∠TSR = ∠LSR = ∠QSR = α
∠STR = ∠LSR = ∠QSR = β
が示される。(増加を押す)

同様に

∠UTP = β, ∠TUP = γ
∠SUQ = γ, ∠USQ = α
が成り立つ
図形として ABCDEF は STUPQR と相似なので
僖EF は 儕QR と相似であある。
つまり 僖EF が正三角形であることがわかる。