京都府高校入試 問題5

図において
ABCE は円に内接しており
AE と BC はその延長において F と交わっている。
また AB = AC = 6 で BC = 4
∠ABE = ∠CBE である。
このとき、次の (1),(2),(3) に答えよ。

(1) ∠ACB = a°とするとき
   ∠CBE の大きさを a を用いて表せ。
   また、線分 CF の長さを求めよ。
(2) AE : AF を最も簡単な整数の比で答えよ
(3) 線分 CE の長さを求めよ。

(1) AB = AC より ∠ABC = ∠ACB
  よって ∠CBE = (∠ABC)/2 = (∠ACB)/2 = (a/2)°
  円周角の定理より ∠CAE = ∠CBE
  よって ∠CAF = (a/2)°また
  ∠CFA = ∠ACB - ∠CAF = a°- (a/2)°= (a/2)°
 故に ∠CFA = ∠CAF なので CF = CA = 6 である。
(2) ∠ABE = ∠CBE より
  AE : EF = BA : BF = 6 : 10 = 3 : 5
 よって AE : AF = 3 : 8
(3) AE = 3x とおくと FA = 8x で FE = 5x である。
  FE×FA = FC×FB より
  40x2 = 60
  よって x = root(6)/2
  ∠CAE = ∠CBE = ∠ABE = ∠ACE より
  CE = AE
  CE = 3 root(6)/2
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