描き方

楕円の数を n 個 (n ≥ 3) とする。
図では n = 5 としている。
中央の円の半径は 1 としておく。
条件 * のうち、
「円の面積と楕円の面積が等しい」
をはずして、
その延長が円の中心を通る軸の半径を
r とする図を描くことにする。
(図において OB = 1, AB = r)
増加を押す。

O を中心とする半径 1 の円を描き
それに外接する A を中心とする半径 r の円を描く。
O から円 A に接線を二本描きその接点を F, G とおく。
H を F から AO におろした垂線の足とする。
H は AO と FG との交点である。
増加を押す。

直線 FG 上に点 I, J を
∠AOI = ∠AOJ = 180°/n となるようにとる
増加を押す。

AB を一つの軸の半径とし
AB と直行する軸の長さが
 (IH/FH)r となるように楕円を描く
増加を押す。

O を中心として、
この楕円を 360°/n ずつ回転させて
残りの n-1 個描く

α = 180°/n とおき t = tan α とおくと
IH/OH = t である。
FH/OH = AF/OF = r/root(1+2r) なので
(IH/FH) = t root(1+2r)/r である。
楕円の面積は (IH/FH)r2π (= t root(1+2r) r π) である。
t root(1+2r) r = 1
つまり
(1+2r)r2 = (tan 180°/n)-2
となるように、始めから r を選んでおけば、
題意の図が描ける。
 
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