(1) 符号付面積で考える。
僊BE : 僊CF = AB×AE : -AC×AF
傳CF : 傳AD = BC×BF : -BA×BD
僂AD : 僂BE = CA×CD : -CB×CE
である。

p = BC×FB×CE×EA, r = AB×BD×CE×EA,
q = AC×DC×EA×FB = AC×BD×CE×AF
とおく。このとき
p僊AD+q僊BE+r僊CF
 = BD×CE×(AC×AF僊BE+AB×AE僊CF) = 0
p傳AD+q傳BE+r傳CF
 = CE×EA×(BC×BF傳AD+AB×BD傳CF) = 0
p僂AD+q僂BE+r僂CF
 = EA×FB×(BC×CE僂AD+AC×DC僂BE) = 0
となる。
AD,BE,CF は平行ではないので
メインの補題より

これらは一点で交わる。
(1)を使えば (2) が出てくる。


注意
(2) を普通に証明して、それを利用して
(1) を示す方が簡単である。

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