直角三角形と
二つの円
接線と
直角三角形と円
に関する問題です

正しいか否かは未検証です
Go Geometryにあった問題を参考にしました

問題は次に続きます

問題

図において
傳OS は ∠OBS = 90°の
直角三角形である。
円 O は OB を半径とする円
円 S は SB を半径とする円
C は円 O と円 S との
もう一つの交点とする

円 O に内接する四辺形 BACD を描く

直線 AB と CD との交点を E
直線 AB と BD との交点を F とする。


このとき

@ S は線分 EF 上にある。

E から円 O に引いた
接線の接点の一つを G
F から円 O に引いた
接線の接点の一つを H とする

円 EG (E を中心とし半径 EG の円)と
円 FH との交点を I, J とする


この時
A ∠EJF = 90°である。

B I, J は円 S 上にある。

C O, I, J は一直線上にある。

(@、A、B を示せ)
(A は基本的に Go Geometry
にあった部分でです)
B は正しいと思うのですが

解説

a = AD, b = CE とおく
BJ = ab/(a+b)
である。(理由はあとで)
求める円の半径が ab/(a+b) を示せばよい
a ≥ b として説明します
図の求める円の中心を V とし
半径を r とする。
W を P から AB に下ろした垂線の足とする。
OW + WE = OE = a
a(OW - WE) = OW2 - WE2 = OV2 - VE2
 = (a+b-r)2 - (b+r)2
 = a2 + 2a(b-r) - 4br
a OW = a2 + a(b-r) - 2br
である。
OC = AC - AO = 2a - (a+b) = a - b
なので
ar = a CW = a(OW - OC)
 = 2ab - ar - 2br
よって
r = ab/(a+b)
a = AD, b = CE とおく
BJ = ab/(a+b)
である。

理由

方べきの定理より
CF2 = AC × CF = 4ab
また HB = GB = FC である。
AG と H が平行なので
AB × BI = HB × GB = CF2 = AC × CF = 4ab
AB = 2(a+b), BJ = BI/2 なので
BJ = ab/(a+b)
である。