正17角形の作図

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描く手順


半径1の円に内接する正34角形の一辺の長さを作図して描きます
O を中心とし、AA' を直径とする円をかく。
AA' に直交する半径BO をとり
BO を 3:1 に内分する点を C とおく。
図のように D, E とおく。
OB 上に点 F を OF = AD となるようにとる
円FO と AFの延長との交点を G とおく。
AG の中点を H とする。

OB の延長上に点 I を AE = OI となるよにうにとる
円 IO と線分 AI との交点を J とする。

円 AJ と 線分 AO との交点を K とする。
AO を直径とする円周上に点 L を
KL と OA が直交するようにとる。
AH を直径とする円と
円 AL との交点の一つを M とする。

円 HM と線分 AH の交点を N とする。
AN の長さが、円 OA に内接する
正34角形の一辺の長さである。


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計算


長さが 1 で偏角が 2π/17 の複素数を
α で表すと




であるので


とおくと


である


とおくと


である

δ' が上記の性質を満たすことの説明は
次を見て下さい
今までの計算



δ' を作図すればよい

手順にもどる   計算にもどる  

解説




図において、円 O の半径を 1 とする。このとき

AD = b, AE = b'

である
OF = OD = b

である
AG = γ

AH = γ/2 = c

である
OA = 1

OF = b

であった




参考

OI = AE = b'

である。
AJ = ε

である
OA = 1

OI = b'

であった




参考

AK = AJ = ε

である
AO = 1

AK = ε

なので

AL2 = AK×AO = ε

である
HM2 = c2 - ε

である
AH = c

AM = AL

AL2 = ε

であった
AN = δ'

である
AH = c

HN2 = HM2 = c2 - ε

であった




参考

AP = AQ = AN = δ'

でこれは、円 O に内接する
正 34 角形の一辺の長さである

よって PQ は円 O に内接する
正 17 角形の一辺の長さである

以下の図により
円 O に内接する正 17 角形が作図できる

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正34角形の一辺の長さ
図のように複素数平面で
単位円を 1 から始めて 17 等分する。
点 A に対応する複素数は α
点 B に対応する複素数は α4
点 C に対応する複素数は α13
である。
C の 0 に関する対称点を D とすると
点 D に対応する複素数は -α13 である

BD は単位円に内接する正 34 角形の
一辺の長さであり、それは
α4 + α13
である。
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