不等式

  図において
ABCD は正方形
E は辺 CD 上の点(頂点とは異なる)
F は直線 AE と直線 BC との交点とする。 このとき
AE + AF > 2AC
であることを示せ。
線分 EF 上に G を
∠FCG = ∠CAF となるように取る。
∠CGE = ∠GFC + ∠FCG
  = ∠AFC + ∠CAF = ∠ACB = ∠ACE
なので
僂EG の外接円に AC は接している。
従って

AE×AG = AC2

相加相乗平均の定理より

AE + AG > 2AC

を得る。

AF > AG なので、求める結果を得る。
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