不等式

  M は BC の中点
AB > AC
である。
P を線分上の点(端点は除く)とする。
このとき
PB - PC < AB - AC
であることを示せ
B(-1,0), C(1,0) となるように
平面に座標をいれる
A(a,b) とする。
AB > AC より a > 0 である。
関数 g(x) を

g(x) = root((ax+1)2+b2) - root((ax-1)2+b2)

と定める

t = PM/AM とおくと

0 < t < 1, g(1) = AB - AC, g(t) = PB - PC

である。

x > 0 の範囲で g(x) が単調増加であることを示せばよい。

g'(x) = a(ax+1)/root((ax+1)2+b2) - a(ax-1)/root((ax+1)2+b2)

a > 0 なので x > 0 のとき g'(x) > 0 であることは
容易に示される
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