P を AP + BP = 2a で定まる楕円上の点とすると
を ∠APB の外角の二等分線とする。このとき

Q を 上の P と異なる点とするとき

 AQ + BQ > 2a

が成り立つ。
つまり、与えらた楕円と との共有点は P のみである。
( は P で与えられた楕円に接している。)
 
証明

G を に関する B の対称点とすると
P は AG 上にあり、 は BG を垂直二等分する。
PB = PG, QB = QG である。
よって

 AQ + BQ = AQ + QG > AG = AP + PG = AP + BP = 2a

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