プラスチック製マイクロビュレットの作製
@ 2mLのプラスチックピペットを用意する
A ピペットの崎0.6cmを加熱したカッターで切り落とす(図1).さらに,その先が約1mm外側に
丸く溶けるようにライターの火を先に近づける(図2).
(※ この丸くなった部分が,三方活栓に入れたときの滑り止めの役割になり安定する)
B 三方活栓の上部の出っ張りをはさみで切り落とす(図3).
C 先を切り落とした三方活栓の先に,Aで作製したピペットを差し込む.
この時に,2cmに切ったシリコンチューブを間に挟み固定する(図4).
D 三方活栓の先にピペットチップを付ける(図5).
E 1mL・2mLのプラスチックピペットの上部に2cmのシリコンチューブを付ける(図6).
(これは,注射器の先を取り付けやすくするためである)
0.6cm
図1 ピペットの先0.6cmをカッターで切る
図2 切った先に火を近づけ,丸くする
a 切った先
b 火を近づける
(※ 火を直接あてない)
c 外側に丸くなった先
図3 三方活栓の上部の出っ張りを切る
図4 シリコンチューブで固定する
図5 ピペットチップを取り付ける
図6 シリコンチューブを付ける
※ 作製したマイクロビュレットに水をいれ,滴下し始めるコックの位置に
印を付けると実験しやすくなります!
滴下し始めるコックの位置
(黒い線が一直線になる)
コックを閉めた様子