日本(東アジア)
「ささら(簓あるいは筅)」とは一端を細く裂いた竹棒や細い木片を束ねたものをいい、ブラシのように物を洗うための実用品として、あるいは踊りの小道具など民俗芸能の音具として使用されてきた。全く形状の違うタイプのものもささらと呼ばれることがあるが、これは奏法や形状から特に「すりざさら」、「棒ささら」と呼ばれ、ペルーのクイーカなどと同類のものである。
間接打奏
桧の棒と竹筒 /棒の全長42cm、直径2cm、竹の長さ31cm
ジャ ザ
「ささらこ」は桧の棒に刻み目がつけられたもの。「ささら竹」は竹筒の先端を、節の部分まで3分の2程度の長さまで補足割いたもの。
ささら竹を右手に持ち、左手に持った「ささらこ」をリズミカルにこすって音を出す。
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