日本(東アジア)
歌舞伎囃子に使用される擬音具。蝶々の飛ぶ音や虫の声、時には時刻を告げる江戸時代の時計の音などを表現するのに用いる。3個から多いものでは6個ほどのサイズ違いの鐘を専用の台に固定したものを木製の玉のついた「玉撥」で演奏する。
間接打奏
全長29cm 木製の玉のついた「玉撥」 4つの鐘
チリチリン
木の台にフェルトを貼り、大きさの異なる4つの鐘を上向きに取り付けたもの。鐘は「引きん」と呼ばれる仏具。
玉撥で鉦を打つ。