インドネシア(東南アジア)
インドネシアで人気のある竹楽器。ピッチを持ち、単体でも1オクターブ関係に調律された音の響きを楽しむことができるが、一人一つずつ異なるピッチのものを奏して合奏を楽しむことができ、教育現場でも使用されている。さまざまな規模のセットがあるが、このセットは、ドから上のドまでの長音階に近く調律された8個から成る。
間接打奏
竹製 最大H51×W22cm 最小H33×W17cm
カラカラ
すべての竹筒が、片側を中央部分までえぐり落とした独特の形をしている。竹の枠にオクターブ関係に調律された2本の竹筒が通されており、振られると筒の下端が、下枠の竹筒に当たり音が筒中に響く仕組み。
両手で枠を支え持ち、片手を固定して、もう一方の手を細かく揺すってトレモロのように音を断続的に鳴らす。