水笛(みずぶえ)

日本(東アジア)

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声の良い小鳥、特にひばりの声などをまねるための擬音笛。水面近くで吹くと、水面が揺れてピヨピヨと鳥が鳴くように鳴る。ひばりの鳴き声のききなしは、「びゅるびゅる ぴーちゅるぴ-ちゅる りーとるりーとる ぴいちぶぴいちぶ(日一歩、日一歩)」など。

奏法

気奏

素材・大きさ

竹製/全長10.3cm、直径0.8cm

ききなし

ピヨピヨ

構造

細い竹製のリコーダー。ダクトは管長のちょうど中央付近についている。

鳴らし方の説明

ただ吹くと「ピー」と高い音が鳴る。八分目まで水を入れたコップを用意し、笛の下端を水面すれすれに入れて吹くと水面が揺れて「ピヨビヨ」小鳥のような鳴き声になる。息の強さ、長さを調節したり、息を短く切ったりして、いろいろな種類の鳥の鳴き声を鳴き分けることができるが、テクニックが必要。

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