日本(東アジア)
うぐいすの鳴き声をまねるための擬音笛。
気奏
竹製/全長 8.4cm
ホーホケキョ ケキョケキョ
両端の開いた少し太めの竹管の中央にあけた小さな穴に向かって、両端の開いた小さな竹管を斜めに差し込んで吹き口とした、リコーダーの仲間。
吹き口を自分の方に向けて、左手で下両脇から音具をささげもち、右手の親指と人差し指で胴体の両端を閉じて弱く吹く。息を少しずつ強くして「ホー」と音を上げ、「ホ」と強く吹いてから、同時に開けると「ケ」と音が上がり、閉じると「キョ」と下がる。谷渡りの時の「ケキョケキョ」という鳴き声は、指を離して強く吹き、だんだんと息を弱めながら指も閉じていく。