あんま笛(あんまぶえ)

日本(東アジア)

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あんま(按摩)とは、古代に中国から伝わった一つの療法あるいはそれを施す人のこと。一時期衰退したものの江戸時代には再び盛んになり、小笛を吹いて流して歩く按摩もいた。この笛はその笛に由来するもので、歌舞伎の黒御簾音楽などでも使われる。

奏法

気奏

素材・大きさ

竹製/全長13.4cm

ききなし

ピー

構造

振動数の少し異なる2管のリコーダー型の笛2本が一体化したもの。2管を同時に吹くことで共鳴によりうなりが生じ、独特の音色になる。

鳴らし方の説明

息をきらずに、初めは弱く、次に強く、そしてまた弱くと吹きます。強く吹くと一般に「セメ」と呼ばれる1オクターブ上の音が出、弱めると「フクラ」と呼ばれる1オクターブ下の基音にもどる。

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