日本(東アジア)
「ヒヒーン」という馬のいななきなどを表現することができる擬音笛。文部省唱歌《こうま》に、「一、はいしいはいしい あゆめよこうま 山でもさかでも ずんずんあゆめ おまえがすすめば わたしもすすむ あゆめよあゆめよ 足おとたかく ニ、ぱかぱかぱかぱか 走れよこうま けれどもいそいで つまずくまいぞ おまえがころべば わたしもころぶ 走れよ走れよ ころばぬように」と足音の擬音が歌われている。
気奏
竹製 /全長13.0cm /外径3.3cm
ヒヒーン
太い竹筒の中の節に二つの穴があけられており、各々にリードをつけた笛。
強く吹いた息をいったんのどで止め、また強く吹くと「ヒッヒーン」という鳴き声になる。お椀をまな板の上にふせて出す「パッカ、パッカ」というひづめの音と組み合わせるとより効果的。