テレヴィ televi(てれ?ぃ)

ガーナ (アフリカ)

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セネガルやマリ共和国などが発祥地とされ、母親が子どもに作って与える玩具として、あるいは踊りなどパフォーマンスでリズムを刻むのに使用されたりする。地域により、アサラト、ケスケス、セレビ、ケセンケセンなどさまざまな呼び名がある。今日ではこれをもとに製品化されたプラスチック製のパチカ patica も人気がある。

奏法

間接打奏

素材・大きさ

実の直径3.5cm/ 紐の長さ11.5cm

ききなし

カツンコツン シャッカシャッカ

構造

乾燥した実にあけた一つの穴に結び目をつけた籐の編み紐を通し、二つの実をつないだもの。

鳴らし方の説明

紐を人差し指と中指の根元に通して一つの実を固定し、その手を左右に振り回しその遠心力でもう一つの実を固定した実に当てる。この玉の一方を人差し指と中指の間にヒモを通すようにして持ち、手のひらを垂直にして前後に振り、二つの玉を、手の平側と甲側から交互にぶつけてカチンコチンと音を出す。手の振りと、玉同士をぶつける動きをうまくシンクロさせると「シャッカ・シャッカ・シャッカ」の3拍子のマラカス音に、「カツンコツン」の2拍子のクリック音がきれいにのる。得も言われぬ気持ちのよいリズムを奏でる事が出来る。

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