日本(東アジア)
驢馬の顎骨で作られた打楽器のキハーダを模して工業的に作られた楽器。キハーダ同様にラテン音楽に用いられ、独特の音色でアクセントをつける。金属と木で作られており、キハーダよりも丈夫で大きな音がする。
直接打奏
全長38cm 金属の取っ手 木の玉 木箱と金属部品
ジャーン
折れ曲げられた金属片の一方の端に木の玉が、もう一方の端に木箱がつけられている。木箱の中には、キハーダのロバの歯の代用である細かい金属片が多数緩めて取り付けられており、振動により木箱の中でカタカタと音を立てる。
折れ曲がった金属部分を片手で握り、もう一方の手で先端の木の玉を打つと、金属の棒に振動が伝わり、もう一方の端の木箱の中の多くの金属片が揺れカタカタとした雑音分を加え独特の余韻が続く。