半円 O に円 P が内接している。
その接点を C, D とし、
円 O 、円 P の共通接線と
直径 AB の延長との交点を E とする。
また、円 P と AC との交点を F とするとき、
次の各問いに答えよ。
ただし、∠E = 30°、半径 OA = 2cm とする。
(1) ∠AFD の大きさを求めよ
(2) 僂AE の面積は 僂DE の面積の何倍か。

(1) EC = ED で ∠CED = 30°より
∠CDE = 75°である。
後は 三角形の外接円と接線を使う。
(2) P は CO 上にある。
∠EEA = 30°, ∠OCE = 90°より
∠COE = 60°である。
円周角と中心角との関係から
∠CAE = 30°である。
∠CEA = 30°であるから
H を AE の中点とおくと
僂HE は 30°, 60°の直角三角形である。

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(1) ∠CFD = ∠CDE = 75°である。 CE : HE = 2 : であり
DE = CE, AE = 2HE なので
ED : AE = 1 : である。
よって
僂AE の面積は 僂DE の面積の 倍である。