図において 四角形 ABCD は等脚台形で、
辺 BC、CD 、DA はそれぞれ
点 P、Q, R で円に接している。
また辺 AB と円 O との交点を E、F とする。
∠C = 60°, BC = 16, CD = 12 であるとき
(1) ∠PFQ の大きさをもとめよ
(2) DQ と EF の長さを求めなさい。
(3) 僥PQ の面積を求めよ。
DO の延長と BC の交点を G として
直線 CO と AB, DP の交点を
それぞれ H, I とする。

CQ は円 O の接線なので ∠PFQ = ∠CQP である。
∠DCO = 30°である。
AD と BC が平行なので ∠ADC = 120°
よって ∠ODC = 60°となり、
また ∠DOC = 90°となる
OQ ⊥ CD で CD = 12 なので DQ がもとまる。

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(1) CQ = CP で ∠QCP = 60°なので
 僂PQ は正三角形である。
 特に ∠CQP = 60°である。
CQ が 僥PQ の外接円の接線なので
∠PFQ = ∠CQP (= 60°) である。
∠DCB = 60°なので ∠OCD = 30°
AD と BC が平行なので ∠ADC = 120°
よって ∠ODC = 60°となり、
また ∠DOC = 90°となる
CQ = OQ, OQ = DQ より CQ = 3DQ
CD = 12 より DQ = 3 で CQ = 9 である。
また OQ = 3 である。
∠GDC = 60°で ∠DCG = 60°より
僂DG は正三角形である。
特に CG = CD = 12
よって BG = BC - GC = 4 で
BP = BC - PC = 7 である。
QP, DG, AB が平行であるので
OH : GB = IH : PB = CI : CP = : 2
BG = 4, BP = 7 より
OH = 2 , IH = 7/2 である。
OE = OQ = 3, OH = 2
∠OHE = 90°なので
HE = root(15) である。
EF = 2HE = 2roor(15)
僥PQ の PQ を底辺とみたとき
の高さが HI であり PQ = CQ = 9 なので
僥PQ の面積は 63/4