線分 AB は点 O を中心とする円 C1 の直径である。 この円周上の A、B と異なる点 P における円 C1 の接線と 、3点 O、A、P をとおる円 C2、 3点 O、B、P をとおる円 C3、 との交点を、図のようにそれぞれ S、T とするとき、AS = 1、BT = 3 である。 (1) ST 長さを求めなさい。 (2) 三つの円 C1 、C2 、C3 の 半径をそれぞれ求めよ。 (a) ∠SAO = 180°- ∠SPO = 90°, ∠TBO = 180°- ∠TPO = 90°である。 よって (ア) SA は C1 の接線で、TB は C1 の接線である。 (イ) AS と BT は平行である。 (b) (a) の (ア) より SP = SA, TB = TP (c) (a) の (イ) より ∠ASP + ∠BTP = 180°である。 ∠OSP =(∠ASP)/2 で ∠OTP = (∠BTQ)/2 なので ∠OSP + ∠OTP = 90°である。 よって ∠SOT = 90°である。 また OP ⊥ ST である。 (d) OP は C1 の半径、 OS は C2 の直径、 OT は C3 の直径である。 続きは後方 戻る |
(b) より ST = SP + TP = AS + BT = 4 |
∠SOT = 90°, OP ⊥ ST ((c) より)なので OP2 = SP・TP = 3 である。 |
OS2 = SP2 + OP2 = 4 で OT2 = TP2 + OP2 = 12 である よって、 C1 、C2 、C3 の半径は , 1, である。 |