図のように、1辺の長さが1の
正三角形 ABC、DEF を二つの底面とし、
高さが1の正三角柱がある。
この正三角柱を底辺に平行な平面で切った
切り口を 僣KL とする。
いま AE と HK、BF と KL 、CD と LH の
交点をそれぞれ P、Q、R とし
HD = a (0 ≤ a ≤ 1)としたとき、
(1) 儕QR の面積が /12 のとき、
    a の値を求めよ。
(2) a = 1/2 のとき、立体 BPQR の体積を求めよ。
(3) PQ の長さを a で表せ。
 KE = LF = HD = a である。
  HR = HD = a, LQ = LF = a, KP = KE = a である。
  よって HP = LR = KQ = 1-a である。
 僣KL の面積 = /4 である。それを S とおく。
僣RP, 僵PQ, 儉QR は全てその面積は a(1-a)S である。
よって 儕QR の面積は (1-3a(1-a)))S である。
(1) 儕QR の面積が /12 のとき、 それは S/3 なので
(1-3a(1-a))) = 1/3
これを解いて a =1/3 または a = 2/3 である。
(2) a = 1/2 のとき 儕QR の面積は S/4 ( = /16) で
  高さが 1/2 なので
 立体 BPQR の体積は /96 である。
(3) PQ の長さを x とおく
  僣KL と 儕QR は相似で相似比は 1 : x なので
 その面積比は 1 : x2
 よって x2 = (1-3a(1-a))
 PQ の長さ = root(3a2-3a+1) である。


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