四角形 ABCD は円に内接しており、
弧BC = 弧CD である。
AB, AD の延長との点 C における
この円の接線との交点をそれぞれ P、Q とする。
(1) ∠BAC の大きさを a°として、
  ∠BCD の大きさを a を用いて表せ。
(2) 僂PB ∽ 僊CD を証明せよ。
(3) AC = 8cm、CD = 4cm、DA = 6cm とするとき
  傳PC と僊PQ の面積の比を
  最も簡単な整数の比で表せ。
(1) 弧BC = 弧CD より ∠CAD = ∠BAC = a°
 四角形 ABCD は円に内接しているので
 ∠BCD + ∠BAD = 180°
(2) PC は 僊BC の外接円に接しているので
  ∠PCB = ∠BAC ( = ∠CAD)
(3) 弧BC = 弧CD より BC = CD = 4 cm である。
僂PB ∽ 僊CD より
   PB : CB : PC = CD : DA : AC = 4 : 6 : 8
 ∴ PB = 8/3, PC = 16/3 (cm)
PC は 僊BC の外接円に接しているので
 PB・PA = PC2
続きは後方

(1) ∠BCD= 180°- ∠BAD = 180°- 2 a°
(2)  四角形 ABCD は円に内接しているので
  ∠PBC = ∠CDA
∠PCB = ∠CAD だったので
僂PB ∽ 僊CD
(3) PB・PA = PC2 で PB = 8/3, PC = 16/3 (cm) より
PA = 32/3 (cm) また AB = 8 (cm)
(2) と同様にして 僂DQ ∽ 僊BC である。
 ∴CQ ; CD = AB : AC = 8 : 8 = 1 : 1
 ∴ CQ = CD = 4 (cm)
 PQ = PC + CQ = 28/3 (cm)
傳PCの面積 : 僊PQ の面積
 = PB・PC : PA・PQ
 = (8/3)・(16/3) : (32/3)・(28/3) =1 : 7
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