(3) x3 - 2x2 - x + 1 = 0
(4) x3 - x2 - 2x + 1 = 0
なる二つの方程式はともに正の解二つと負の解1つをもつ。
一辺の長さが 1 の正7角形 ABCDEFG において
AC は (4) の解であり AD は (3) の解であった。それでは
(3) の AD と異なる正の解は何を表しますか
(4) の AC と異なる正の解は何を表しますか

解答

b = AC とおくと b3 - b2 - 2b + 1 = 0
よって 1 - (1/b) - 2(1/b)2 + (1/b)3 = 0
つまり 1/b は方程式 (3) の解である。
どうように c = AD とおくと
1/c は方程式 (4) の解である。(増加を押す)

AD と BG との交点を L とおく。
∠ADB = ∠ABL なので
AB は 傳DL の外接円の接線である。 (参考)
よって AL×AD = AB2 である。 (参考)
AD = c, AB = 1 なので AL = 1/c である。
∴ AL は方程式 (4) の解である。(増加を押す)

∠ACB = ∠ABM なので
AG は 僭KE の外接円の接線である。
よって AM×AC = AB2 である。
AC = b, AB = 1 なので AM = 1/b である。
∴ AM は方程式 (3) の解である。
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