解答
f(x) = (x100+1)100 + (x2+1)100 + 1 とおく。
ω = cos 120°+ i sin 120° (i は虚数単位とおくと)
ω の共役複素数は ω2 である。
x2+x+1 = (x-ω)(x-ω2) であり
ω2 + ω + 1 = 0 であり ω3 = 1 である。
よって
(ω100+1)100 = (ω+1)100 =
(-ω2)100 = ω200 = ω2
(ω2+1)100 = (-ω)100 =
ω100 = ω
であるので
f(ω) = ω2 + ω + 1 = 0 を得る。
ω は方程式 f(x) = 0 の解になっている。
f(x) は実数係数の多項式なので ω の共役即ち ω2 も
f(x) = 0 の解である。
ω と ω2 は f(x) = 0 の異なる2解であるので
多項式 f(x) は (x-ω)(x-ω2) で割り切れる。
つまり f(x) は x2+x+1 で割り切れる。
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