関数 y = f(x) のグラフは、座標平面で原点に対して点対称である。
 さらにこのグラフの x ≤ 0 の部分は、軸が y 軸に平行で、
点 (-1/2,1/4) を頂点とし原点を通る放物線と一致している。
このとき、x = -1 におけるこの関数のグラフの接線と
この関数のグラフによって囲まれる図形の面積をもとめよ。

軸が y 軸に平行で、
点 (-1/2,1/4) を頂点とし原点を通る放物線
の方程式は
y = -x2 - x
なので
x ≤ 0 のとき f(x) = -x2 - x
0 ≤ 0 のとき f(x) = x2 - x
であり、X = -1 における与えられた関数のグラフの接線は
 y = x + 1
で与えられた直線である。
この接線と与えられた関数のグラフとのもう一つの交点は
方程式
 x2 - x = x + 1
正の解を α とおくと (α f(α)) である。
 α = 1 + であり α2 - 2α - 1 = 0 である。
求める面積を S とおくと
S = ∫-10 x2 + 2x + 1 dx + ∫0α -x2 + 2x + 1 dx
 = (1/3)(1 - α3 + 3α2 + 3α)
 = (1/3)(4α+2) = 2 + (4/3)

答えは 2 + (4/3) である。
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