僊BC に対し、辺 AB 上に点 P を、
辺 BC 上に点 Q を、辺 CA 上に点 R を、
頂点とは異なるように取る。
この3点がそれぞれの辺上を動くとき、
この3点を頂点とする三角形の重心は
どのような範囲を動くか図示せよ。
0 < p < 1, 0 < q < 1, 0 < r < 1
なる実数 p, q, r を用いて
v(BP) = p v(BA), v(BQ) = q v(BC),
v(BR) = r v(BA) + (1-r) v(BC)
と表される。
S を 儕QR の重心とするとき(図1参照)
v(BS) = (1/3)(p v(BA) + q v(BC))
   + (1/3)(r v(BA) + (1-r) v(BC))
X, Y を
v(BX) = (1/3)(p v(BA) + q v(BC))
v(BY) = (1/3)(r v(BA) + (1-r) v(BC))
となるようにとると
v(BS) = v(BX) + v(BY) である。(図2参照)
図3のように AB, BC, CA の三等分点
D, E, F, G, H, I をとる。
0 < p < 1, 0 < q < 1, 0 < r < 1 で
p, q, r を動かすとき
X は BE, BF で作られる平行四辺形の内部を動く。
Y は 線分 EF 上(端点は除く)を動く。 (図3参照)
r をとめて 0 < p < 1, 0 < q < 1 で p, q を動かすとき
S は図4の平行四辺形の内部を動く
次に続く
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