0 に対し
1,
2,
3 .... を
n+1 = A
n (n = 0, 1, 2, ....)
0 について 3 以上の自然数 m で初めて
m が
0 と一致するとき、行列 Am は単位行列であることを示せ。
n+1 = A n (n = 0, 1, 2, ....) より
0 =
m
= Am 0 であり 1 = A 0
= AAm 0
= AmA 0
= Am 1 である。第一列が 0 で第二列が
1 である行列を B とおくとB = AmB なる関係式をえる。 B が逆行列をもつことを示そう。 A 0 =
1 ≠
0 なので 0
は零ベクトルではない。次に 1 = t 0
を満たす実数 t があると仮定しよう。このときA 0 = t 0
なので全ての自然数 n に対して
An 0 = tn 0 が成り立つ。t2 0
= 2 ≠
0tm 0
= m =
0で 0
は零ベクトルでないのでt2 ≠ 1 で tm = 1 である。 しかし、t は実数なので、これは不可能である。 0
は零ベクトルではなく、全ての実数に対して
1 ≠ t 0よって 第一列が 0 で第二列が
1 である行列 B は逆行列をもつB = AmB なので E = BB-1 = AmBB-1 = Am を得る。 (E は単位行列とする) | ... | 注意
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