∠B = 120°、CD = DA = AC のとき、次の問いにこたえよ。
(1) AB < BD であることを示せ。
(2) 図において AB = BE のとき、∠BAE の大きさを求めよ。
(3) AB + BC = BD であることを示せ。

CD = DA = AC より 僊CD は正三角形をなす。

∠ADE + ∠ABC = 60°+ 120°= 180°なので
四角形 ABCD は円に内接している。

(1) ∠BAD > ∠CAD = 60°= ∠ADC > ∠ADB なので
   AB < BD である。

(2) ∠ABD = ∠ACD = 60°で BA = BE なので
   僊BE は正三角形である。
   ゆえに ∠BAE = 60°である。

(3) 僊ED と 僊BC において
  僊CD と 僊BE はともに正三角形である。
  ∠DAC = 60°= ∠EAB なので ∠DAE = ∠CAB である。
  AD = AC, AE = AB である。
  よって僊ED ≡ 僊BC である
  ゆえに BC = ED である。
  AB = BE であるので
   AB + BC = BD である
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