補題5の略証明

n = 4 の時を例に示すが
一般の時も同様にしめせる。

O(0,0), A(a,b),B(c,d) を格子点として
儖AB の辺上および内部に
格子点は O,A,B しかないとする。
(増加を押す)

平行四辺形 OACB を作ると
補題4より、平行四辺形 OACB の
内部および辺上には格子点は 0,A,C,D しかない
(増加を押す)

平行四辺形 OACB を OA 方向に平行移動して
平行四辺形 ADEC を作る。
平行四辺形 ADEC の内部および辺上には
格子点は A,D,E,C しかないことがわかるでしょう
(増加を押す)

平行四辺形 ADEC を OA 方向に平行移動して
平行四辺形 DFGE を作る。
平行四辺形 DFGE の内部および辺上には
格子点は D,F,G,E しかないことがわかるでしょう
(増加を押す)

平行四辺形 DFGE を OA 方向に平行移動して
平行四辺形 FHIG を作る。
平行四辺形 FHIG の内部および辺上には
格子点は F,H,I,J しかないことがわかるでしょう
(増加を押す)

つまり、平行四辺形 OHIB の内部および辺上には
格子点は O,A,D,F,H,I,G,E,C,B しかない。
これから、儖AI の内部および辺上には
O,A,I しかないことがわかるでしょう。
(O(0,0),A(a,b),I(c+4a,d+4b です))
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