解答の続き2

   p = (a+b)/(1+ab)
であった。同様にして
   p = (c+d)/(1+cd)
である。つまり
  (ab+1) = (a+b)/p かつ (cd+1) = (c+d)/p
が成り立っている。

g が a と c を通る直線上にあり、
b と d を通る直線上にあるので
 g + acg = a+c
 g + bdg = b+d
が成り立つ。よって
 (bd-ac)g = (a+c)bd - (b+d)ac
 (bd-ac)g = b+d-a-c
が成り立つ。これより
 (bd-ac)(g+g) = (a+c)bd - (b+d)ac + b+d-a-c
  = (ab+1)d + (cd+1)b - (ab+1)c - (cd+1)a = (ab+1)(d-c) + (cd+1)(b-a)
  = {(d-c)(a+b)+(b-a)(c+d)}/p = 2(bd-ac)/2
BD と AC が平行でないので bd-ac ≠ 0 である (平行条件参照) 。よって
 g+g = 2/p
つまり Re(g) = 1/p である。
これは G が直線 EF 上にあることを示している。
H についても同様に示せる。
 

 一つ戻る   問題2に戻る   戻る