解説

BC と DE が平行であるとする。
いま AB : AD = 5 : 2 のときを考える。
 (増加を押す)

AB と BC を各々 5 等分する。
 (増加を押す)

等分点を利用して
図のような 僥BG を作る。
 (増加を押す)

僥BG と合同な三角形を図のように 4 つ並べる。
(三角形は全部で 5 個)
上部の頂点を結んでいくと
BC と平行な直線が得られる
 (増加を押す)

図のように僥BG と合同な三角形上部に作り
僥BG と合同な三角形を図のように 3 つ並べる。
上部の頂点を結んでいくと
結果的に BC と平行な直線が得られる
図には 16 個の小三角形が見えるが
それらは台形の中に収まっている。
 (増加を押す)

これを繰り返すと
結果的に 僊BC が図のように
多くの小三角形に分解される。
E は図の小三角形の頂点の一つに一致し
AC : AE = 5 : 3, BC ; DE = 5 : 3 が分かる。

同様な手法で m,n は自然数 で
AB : AC = m : n のときは示される。
AB : AC が整数の比で表されないときは
有理数の稠密性と不等式を使って示す。

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