単位円の幾何学

傍心の話

a,b,c を単位円上の異なる三点とする。
(a, b, c は反時計回りに並んでいるとする。)

α, β, γ を偏角が正で 180°未満で長さが 1 の複素数で
c = α2b, a = β2c, b = γ2a を 満たすものとする。
a' = αb, b' = βc, c' = γa とおく、
  このとき、

a, b, c で作られる三角形の内心は
 αb + βc + γa
である。

a, b, c で作られる三角形の三つの傍心は各々
 αb - βc - γa
 - αb + βc - γa
 - αb - βc + γa
である。


上の話の証明