割線と接線
O を中心とする定円の三本の割線 AB, CD, EF について、
その延長が円外の定点 P を通っているとする。
AD と BC, CF と DE の交点を
各々 L, N とする。
LN と定円との交点を S とおくとき
PS は定円の接線である。
これは定円とその円の外にある定点が与えられたとき
定点から定円への接線を
定規のみを使って引く 方法を示している。
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与えられた円を単位円、 PO が実軸にあるように座標をいれると
メインの補題
より
L, N に対応する複素数の実数部分と P から定円に引いた接線の接点に対応する複素数 の実数部分が等しいので、この話は成立する。