不等式

  AD = AC
∠DAP < ∠CAP
とするとき

PD < PC

である。  
H を DC の中点とおくと
AH は DC の垂直二等分線である。
Q を P から AH に下ろした垂線の足とする。

∠DAH = ∠CAH なので
P は ∠DAH の中にある。
PQ と DC は平行である。
従って

∠PDC > ∠QDC = ∠QCD > ∠PCD

故に

PD < PC
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 一般に直線 AB と
その上にない点 P が与えられたとき
直線 AB 上の点 H で
PH と AH が直交してしているようなものを
P をから AH に下ろした垂線の足という。