解答 v(XY) で X を始点として Y を終点とするベクトルを
表すことにする。
  p = m/(m+n), q = n/(m+n), v(a) = v(BA), v(c) = v(BC) とおくと
v(BF) = qv(a), v(BD) = pv(c), v(BE) = pv(a) + qv(c) なので
  v(ED) = -pv(a) + (p-q)v(c), v(EF) = (q-p)v(a) - qv(c) である。

(1) v(ED) と v(EF) が直交する条件は v(ED)・v(EF) = 0 であるが
 v(a)・v(a) = 1, v(a)・v(c) = 0, v(c)・v(a) = 0, v(c)・v(c) = 3 より
  その条件は -p(q-p) - 3q(p-q) = 0  つまり p = q 又は p = 3q である。
 答えは m : n = 1 : 1 または m : n = 3 : 1

(2) m, n が正の整数で v(FE) と v(AD) が直交しているとする。
m と n は互いに素としてよい。
v(FE) と v(AD) が直交する条件を求める。
v(AD) = pv(c) - v(a) であるので、その条件は
  -(q-p) - 3pq = 0 である。
両辺に -(m+n)2 をかけると
その条件は (n-m)(m+n) + 3mn = 0 である。
n2 = m(m-3n) で m2 = n(n+3m) であるので
m の素因子は n の素因子であり、
逆に n の素因子は m の素因子である。
よって m = n = 1 となるが (n-m)(m+n) + 3mn = 0
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