定規のみを用いて 長方形 ABCD の辺
AD の中点を作図せよ。

 @ AC と BD の交点を E とおく
A CD の延長線上に点 F をとる
B AD と EF との交点を G とおく
C AF と CG の延長との交点を H とおく
D BA の延長と DH の延長との交点を I とおく
E AD と CI との交点を J とおく
このとき J は AD の中点である

@ E は AC の中点である。
A 従ってチェバの定理より
   AH : HA = AD : DC
を得て、 HD と AC が平行であることがわかる。
B AI と DC が平行で ID と AC が平行なので
IACD は平行四辺形をなす。
よって IC は AD を二等分する。
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