職業について考えてみよう |
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ガスは目に見えないけれど、どこからどうやって運ぶんだろう。製造するにはどんな技術や設備が必要なの?そして、どんな工夫をしているのだろう。
みんなの家にガスが来るまでをたどってみよう
ガスの輸入 | ガスの製造 | ガスの供給 | ||
海外のガス田で採取された天然ガスは液化され、タンカーで輸送される。 | 液化天然ガスは気化され、臭いをつけられて、熱量を調整される。 | 導管を通じ、家庭、学校、工場、店舗、オフィスなどへ送られる。 |
大阪ガスは液化天然ガスを年間約734万トン輸入している。安定した供給をするために、インドネシア、オーストラリア、ブルネイなど、世界中の6カ国の生産者と長期の契約を中心とした天然ガスの調達を行っている。タンカーで2ヶ所ある製造所へ運び、海水の熱を利用して、液化天然ガスから都市ガスを製造している。
24時間、365日、安全・確実に届ける工夫は?
・ガスの安全供給を支える「パイプライン」
(長期的な供給計画に沿った整備の実施、半永久的な寿命を持ち、地震にも強いポリエチレン管(PE管)を採用)
・保安レベルを高める「保全」活動
(定期的なガス導管や供給設備の調査、古いガス導管の計画的な入れ替えによる予防保全)
・万一に備えた24時間の「保安体制」
(中央司令指令室で製造所とパイプライン網を一元的に監視・制御する体制を持ち、緊急時には供給エリア内の保安基地から敏速に出動できる体制を整備、緊急通報を的確に処理する「新指令システム」の導入)
ガスを製造し届けるまでにどんな仕事があるのか、考えてみよう。