2定点 P, Q を焦点とする大小二つの楕円をとる。
D を大きい楕円上の点とし、
大きい楕円のD における接線 KL を引く。
D から小さい楕円に接線を2本引き
接点を各々 E, F とする。
R, S, T を P の各々直線 KL, DE, DF に関する
対称点とする。このとき、次の (1),(2),(3),(4),(5) は示した
(1) QS = QT
(2) P,S,R,T は D を中心とする同一円周上にある。
(3) 儡QD と 儺QD は合同
(4) RS = RT
(5) ∠SPR = ∠TPR
では次の (6) を示せ。

(6) ∠LDF = ∠KDE
補助の問題1より
D は QR 上、E は QS 上、F は QT 上にあり
LK は PR の、DE は PS の、 DF は PT の
各々垂直二等分線になっていることが分かっている。
解答

(6) PR と LK, PS と DE, PT と DF の
各々の交点をそれぞれ X, Y, Z とおく。

∠DXP = 90°, ∠DYP = 90°, ∠DZP = 90°
なので X, Y, Z は DP を直径とする円周上にある。
よって
四角形 DXYP は円に内接しているので
 ∠XDY = ∠XPY である。
四角形 DXPZ は円に内接しているので
 ∠LDZ = ∠XPZ である。
また (5) より ∠XPY = ∠XPZ である。
これらより
  ∠SPR = ∠TPR である。

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