もとの問題は、図において
(a) 円 J は四角形 AFHD に内接し
  円 K は四角形 EBHG に内接する。
(b) 円 L は EH と FH のそれぞれの
  延長と接している
(c) AB と DC は平行である。
(d) AD と BC は平行である。
このとき、次の (e) が成り立つことを示せ。
(e) 円 I の半径と円 L の半径の和が
  円 J の半径と円 K の半径の和に等しい   
いま (a),(b),(c),(e) が成り立ては
(d) が成り立つことをしめした。
このことは (a), (b), (c) が成り立つという
仮定のもとで考えると

(d) が成り立つことがあることを示している。
また、その成り立つときより
円 K の半径を大きくしても、小さくしても
(d) が成り立つことはありえないことは
図の観察より明らかでしょう。  
このことは (a),(b),(c),(d) が成り立つという
の仮定のもとでは (e) が成り立つことを示している。  
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