職業について考えてみよう |
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一日のほとんどの時間を過ごす職場では、働く人が健康であり、仕事をしながら、人間として成長できることはとても大切だね。小さな社会である会社では、そのためにさまざまなルールがつくられ、工夫や新しい取り組みがなされているんだ。
職場で、こころと体の健康を管理し、働く環境を良くしようと努力している。
無理な条件で働くことのないよう、また事故や危険から働く人を守り、困ったことがあれば補償をする。
ワークライフバランスって言葉を聞いたことがあるかな?
働くことと自分の生活や人生設計の両方のつりあいを考えること。長い人生をかけて働き続けるのだから、自分の人生を生きることと、働くことを重ねあわせて両方をバランスよく生きていくことが大切だと考えるようになって来たんだね。
次の世代を育てるための工夫(育児休暇、短時間勤務)
働きやすい環境をつくることで、働く人が安心して子どもを生み、育てることができるよう工夫をしている。働く時間を短くしたり、赤ちゃんが生まれてしばらくは家庭で子育てができ、また職場にもどれるようなきまりがあるよ。 |
社会へ参加する活動を支援すること
企業は社会の一員として、社会に対して責任を持ち、社会を良くする活動に参加している。だから、そこで働く人が、社会を良くする活動に参加することも応援しているんだ。
障がい者や高齢者を雇うこと
体が不自由な人も、お年寄りの人も、気持ちよく一緒に働けるということは、その人たちにとってもうれしいことだし、社会を良くするためにも大切なことだね。いろんな人が、みんなで支えあって、とても大きな力になるんだよ。自分の力を伸ばすための支援(チャレンジセミナー)
働きながら学ぶ人を、応援するための仕組みや、自分の力を伸ばすためのセミナーなどがある。
健康づくり、安全活動、メンタルヘルスケア(精神的な健康)への取組
男の人も女の人も、それぞれがお互いを認め合い、自分の力をしっかり出せるように、みんなで考えてきまりをつくるんだ。性的な嫌がらせを受けないようにきまりを作って、働く人を守っているんだね。 (男女共同参画やセクハラなどの防止) |