大正琴の製造過程と技
大正琴とは
大正琴は、大正元年(1912)に名古屋市出身の森田吾郎氏(本名:川口仁三郎)によって考案された、日本生まれの洋楽器第1号です。
邦楽器である二弦琴と、ピアノの鍵盤装置に似た西洋風機械メカニズム(音階ボタン)が合体した構造を持ち、当時の日本では大変珍しい楽器として人々の注目を集めました。
太平洋戦争時にはその人気は一時低迷しますが、戦後昭和30年代から40年代にかけて人気は再び上昇し、その波に乗り、楽器にさまざまな改良の手が加えられ、今日では形、機能共に多種多様の大正琴を見ることができます。
動画資料について
協力:ふそう楽器(愛知県丹羽郡大口町)
撮影:梅田 徹
監修:金子敦子(名古屋芸術大学教授)
大正琴の製造過程動画一覧
木材の保管 | ||
木材の裁断 | ||
本体の組み立て | ||
天板(鍵盤部)組み立て | ||
仕上げ |