京大(00前文1) 1 円に内接する四角形 ABPC 次の条件 (イ),(ロ) を満たすとする。 (イ) 三角形 ABC は正三角形である。 (ロ) AP と BC の交点は線分 BC を p:1-p (0 < p < 1) の比に内分する。 このとき v(AP) を v(AB), v(AC), p を用いて表せ。 (表記の都合上 v(XY) で X を始点と Y を終点とするベクトルを表す。) 2 実数 x1, x2, ..., xn (n ≥ 3) が条件 xk-1 - 2xk + xk+1 > 0 (2 ≤ k ≤ n-1) を満たすとし、x1, x2, ..., xn の最小値を m とする。 このとき xs = m となる s (1 ≤ s ≤ n) の個数は 1 または 2 であることを示せ。 3 v(a) = (1,0,0), v(b) = (cos 60°,sin 60°,0) とする。 (1) 長さ 1 のベクトル v(c) に対し cos α = v(a)・v(c), cos β = v(b)・v(c) とおく。このとき次の不等式 (*) が成り立つことを示せ。 (*) cos2α - cos α cos β + cos2 β ≤ 3/4 (2) 不等式 (*) を満たす (α,β) (0°≤ α ≤ 180°,0°≤ β ≤ 180°) の範囲を図示せよ。 4 別ページに掲載 5 a を実数とする。x の2次方程式 x2 - ax = 2 ∫01 |t2 - at|dt は 0 ≤ x ≤ 1 の範囲で幾つ解をもつか。
(計算間違い等がありましたら知らせて下さい) |